Uボート 最後の決断 | 【隔離】映画履歴室【病棟】

Uボート 最後の決断

タイトル:Uボート 最後の決断
監督:トニー・ジグリオ
出演:ウィリアム・H・メイシー ティル・シュヴァイガー スコット・カーン
製作:2003年 アメリカ

【ストーリー】1943年mアメリカ軍の潜水艦ソードフィッシュ号はドイツのUボートを殲滅するために大西洋に出航した。航海は順調だったが、副長が髄膜炎を発症し、これがほかの船員にも伝染を始める。船員達が伝染病に気づき始めた頃、Uボートと遭遇と遭遇するがかろうじて撃破。しかし、ソードフィッシュ号も航海不能の被害を受ける。艦長はじめ、生残った船員は別のUボートに救出され捕虜となる。そして、数日後Uボート内にも髄膜炎が伝染し始める。一人一人と倒れ命を失う中、Uボートはアメリカ軍の駆逐艦と遭遇し交戦状態になる。かろうじて駆逐艦を撃破するがUボートも航海が難しい状態になる。艦長は決断を迫られる。このまま艦が沈むのを待つか、アメリカ軍海域に行き捕虜となることで船員を生かすか・・・。

【感想】潜水艦映画にははずれが少ないそうです。古くは『眼下の敵』や『Uボート』などの傑作があります。今回も、前出の傑作には及ばないものの、とてもぃぃ作品です。それぞれの役割がはっきりしていて、誰かが一方的な悪役になるという勧善懲悪ものでもなく、アメリカ映画だからといってドイツ(ナチス)が悪く描かれているわけでもなし。途中途中で記録映像を使ってるのは御愛嬌w 愛国心か命か。国を裏切ってでも約束を護るチーフの男らしさ。かっこいい!しかし、途中でチーフが見る幻はいただけなかったなぁ。潜水艦映画なら男くさい男だけで構成される映画のほうが良かったかもしれない。